大腿骨頭を骨折された生徒さんからご感想をいただきました。
ゴール意識が大変素晴らしく、皆さんにもシェアしたいと思いまして、ご了承のもと掲載いたします。
骨癒合の可能性は非常に低いと手術の説明同意書には書かれていましたが、それを承知で骨接合術で進まれました。
生徒さんからのご感想
左足に全体重を掛ける訓練を開始し、木曜日のレントゲン結果も問題なく、主治医から退院日について話がありました。
あと2週レントゲンでズレがなければ、4月15日あたりに退院していいそうです。
あと2週間ズレなければ、もうズレないとのことです。
PTさんに主治医から今後のリハビリの指示があり、最後の週はダンスの練習も、と言われたそうです。
実はもうすでにダンスの練習はこっそりやっています。
全荷重になる前は廊下の手すりに掴まって片足で、全荷重になってからはデイルームの洗面台の鏡の前で。
今週からリハビリ室の大きな可動式の鏡を借りてやっています。
主治医やPTさんの、私のダンスへの思いに対する理解と協力がありがたいです。
まだ左足に体重以上の荷重を掛けないようにという主治医の指示は守りながら、慎重に踊りのテクニックを確認しています。
思うようにはできませんが、可動域、筋力は徐々に回復すると思って焦らずやっています。
それよりも両足で踊れることが嬉しいです。
今は踊りたくて身体がウズウズして仕方がないのです。
ヒーラー養成講座1期卒業にあたり勉強の成果をまとめようと思いましたが、最後の3か月間を入院し、やはり一番大きかったことはゴールの体験だと思いました。
ゴールに必要な出来事しか現れない
実は月曜日から病棟を移動しました。
急性期を過ぎて症状が安定した患者が移る地域包括病棟です。
一般病棟でご高齢の患者さん達とお友達がたくさんできたのでさびしい気持ちもありましたが、きっとこれは入院生活に慣れすぎて居心地良くすらなっていた私のゴールへの軌道修正なのだと思いました。
リハビリのスケジュール的にもそろそろ退院が見えてきていたのですから、退院後の生活に気持ちを切り替えていかなければならない時期にきています。
ゴールに必要な出来事しか現れないとKOU先生がおっしゃったことを思い出しました。
看護師長から、病棟を移るのが嫌なら同じ病棟内にある前の部屋の隣室も地域包括病棟の部屋なのでそちらに移動してもという話もありましたが、上の階の病棟に転棟でいいですと返事しました。
主治医はなぜか「4階は雰囲気が独特だから…(3階にいてもいいんだよ)。」と気づかってくれ、転棟の翌朝には大丈夫だったかわざわざ聞きに来てくれました。
1月2月はきれいに見えた富士山も3月に入ってから空気が濁ってきて、転棟前には隠れている日が多くなっていました。
昨日は久しぶりに富士山と連なる山並みがきれいに見え、病院の敷地に植えられている桜も散り際ですが桜の後ろに富士山が堂々として私の退院後の生活を後押ししてくれるようでした。
富士山は私のラッキーアイテム、ゴールの臨場感なんだと思いました。
気功師として
一般病棟には今までの感謝の気持ちとして、くす玉を紐で連ねた飾りに開運体を封入したものを2つ差し上げ、病棟の北東側と南西側に対角線上に設置してもらい病棟に結界を張りました。
リハビリ室にももう1つ作って吊るしてもらいました。
時々開運体を封入し直しています。
病棟に開運体のくす玉を設置してもらってから、私のように元気になって包括病棟に移動する人が増え、入退院する方など常に動きはあるものの、満床近くなっていた病室が私の転棟間際にはがら空きになりました。
連休前まで手術の予定がいっぱいとのこと、これからどんどん入って来る方達も開運体に守られ順調に回復されると思います。
くす玉を差し上げる時に、くす玉の効果について看護師さんとPTさんに伝え、初めて外部の人に対して「私は気功師です。」と名乗りました。
一人前の気功師として堂々と活動していきたい気持ちが強くなりました。
ゴール達成への臨場感
入院中に主治医から何度も「Aさんは痛みに強いから。」「頑張り屋さんだから。」と言われましたが、私は痛みを我慢している訳でも頑張っているつもりもないのです。
痛みが軽く、じきに痛まなくなったのは、KOU先生や養成講座の皆さんがヒーリングしてくださったおかげだと思います。
きつかった筋トレメニューが数日でたやすくできるようになるのが楽しく、もっと負荷を掛けたくなります。
ほとんどの人がストレスになる自宅から離れた入院生活も、起床から消灯まで病室にほとんどおらず、リハビリの他は廊下やデイルームなどで瞑想したり、くす玉を作ったり、本を読んだり養成講座の動画を見て勉強したり、患者さん達とおしゃべりしたりして、マイペースに好きに過ごしてきたのでとても楽しかったのです。
強烈なゴールがあれば、傍から見るとストイックにすごいリハビリをしている、痛みやストレスに耐えて頑張っていると見られることも、苦もなく本当に軽々とやってのけられるのだなあと感じました。
これがゴール達成への臨場感なのですね。
ゴールに向かって人、場、環境が変化する
入院生活であえてストレスがあったとすれば、以前にもKOU先生にお話した主治医とのコミュニケーションでした。
最初のうちは骨壊死や骨がズレて癒合しない可能性が高いとネガティブな事を言われるのが本当に嫌でした。
私は気功師だから医師の言葉に書き換えられまいと思いながらも、やはり怖いと思いました。
私の中の恐怖は心の浄化技術で対処し、主治医に対しては言語や素直な態度、ダンスへの思いとリハビリの頑張りを見せる(頑張っているつもりないけど)などの働きかけで味方になってもらうことができました。
骨芽細胞ができ始めてから主治医はネガティブなことを言わなくなり、「自分の骨で頑張ろう。」と優しく励ましてくれるようになりました。
ヒーリング技術を使って、いつも(心が)忙しい主治医に話を聞いてもらえるようにもなり、ビジネススマイルとは違う素の笑顔を見せるようになり、お子さんの話などもしてくれるようになりました。
以前は用がなければ私の所へ来なかった主治医が、逆に転棟して主治医の居場所から遠くなってから、特に用事も無いのに様子を見に来てくれるようになりました。
私はヒーリングを勉強するまでは、他人を変えることなどできないから自分が考えを変えるしかないと思っていましたが、(時々物足りない日もあるものの)優しくなりかわいくなった主治医の変わりようには驚きました。
3階の一般病棟の看護師さん達は皆優しく楽しく接してくれました。
転棟が決まり病棟を去る時には、看護師さん達から「Aさんがあそこの椅子で折り紙作ってるのが見れなくなるのはさびしいね。」と言われました。
よく考えるとそんな患者はきっと今までいなかったのでしょう。
定時の体調確認に病室を回る看護師さんが、いつも笑顔で廊下やデイルームまで探して来てくれました。
好き勝手を許してもらえて有り難かったなと思います。
私が毎日そこに座ってストレッチをしたりくす玉を作ったりすることで、患者さん達が入れ代わり立ち代わりに横に座ってお話されたり一緒にストレッチしたり、朝日や日没、富士山を一緒に眺めたりする場を作ることができたのだなあと今になって思いました。
毎日同じスタイルを継続することで、そこに自然にご高齢の方々が集まってきて声を掛けてくれました。
努力せずに(人付き合いしようと構えると疲れるので)仲間ができていった感じです。
リハビリ室ではご高齢の患者さん達が男女問わず「すごいことできるねえ。」と声を掛けてくれます。
精悍な若い男性なら別次元と思われるでしょうが、小柄で痩せた女の人が黙々とやってるのを見るとご高齢の方もライバル心が掻き立てられるようです。
感心してくださる方は皆さん自主トレも頑張られています。
リハビリ室でも皆さんと声掛けあって楽しくリハビリできます。
入院生活の間、主治医や看護師さん達、PTさんを味方につけ、患者さん達と仲良くなって病棟を居心地良いものに、環境を自分で変えてきたのだと今驚きと共に感じています。
美肌クリーム
美肌クリームに手応えを感じるようになってきました。
特に全荷重になってから、今までできなかった足を広げたりひねったりする動作ができるようになり、左足の大腿部の内側、外側、前側、裏側が筋肉痛です。
美肌クリームを浸透させると翌日には痛みがなくなっています。
熱くなっていたのも炎症が引いています。
今は左足の調整に意識が向いているので、フィードバックが取りやすいです。
奇跡を起こす
KOU先生、本当にありがとうございました。
KOU先生が一緒にいてくださらなければ、私は今回の骨折を乗り越えられなかったかもしれません。
強烈なゴールがあっても、ますます不安で不安で仕方がなかったと思います。
物理的な距離は離れていても(私たち気功師は物理的な距離はあまり問題ではありませんね)ずっと師匠と繋がっている安心感はとても大きなものです。
私も力をつけて、誰かのためにそうなれたらなと思います。
主治医から20%以下と言われた奇跡がもうすぐ達成されます。
私たち気功師はカジュアルに華麗に奇跡を起こすのですね。
そのためにはゴールが必要ということも身をもって体験できました。
まさに体を張って。
この3か月の入院生活は私の人生の中で忘れがたくとても大切なものになりました。
実に楽しかった。
大変な負傷をしたのに、こんなに楽しくゴール達成に向かえるなんて。
主治医に、「(転棟したら)あまりお会いできなくなると思うので」と今までのお礼を言うと、「これから長い付き合いになるから。」と言われました。
大腿骨頭頸部に入れたピンとプレートを1年後に抜く手術を受ける必要がありますが、主治医の言う「長い付き合い」はおそらくそこまでで終わりという意味ではないと、私は直感で感じました。
つまり主治医は、大腿骨頚部骨折をした人は今後何年かで骨頭壊死する可能性が高いことを言っているのだと思います。
その時は今度こそ人工股関節の手術をするつもりでしょう。
でも私は骨頭壊死させません。
私は気功師ですから、常にゴールを更新し続け大腿骨頭をヒーリングしていきます。
10年後にもう一度主治医の驚く顔を見ることを、ゴールの1つにしておきますか。
その時こそ奇跡の再来ですね。
とりあえずあと2週間で骨折は完治ということになり、いよいよ「もっと素敵に踊れるようになる」ゴール達成に向かっていきます。
KOU先生、本当にありがとうございました。
言葉では感謝を言い表せません。
自分に起きる出来事によって初めて身になる