1月11日、12日。
東京の巣鴨でKSR(氣幸×感覚開放)の施術を行ってきました。
2日間で施術したのは10名。
初めてKSRを受ける方もいれば、前回から間を空けて再び来てくださった方もいました。
この2日間は、KSRという施術がいったい何をしているのか。
その本質が、とてもはっきりと見えた時間でした。
KSRは何かを起こす施術ではない

KSRは、こちらが何かを起こそうとする施術ではありません。
エネルギーを入れる。
力で動かす。
変化を引き出す。
そういう方向とは、根本的に違います。
その人の中で、止められてきた反応がもう一度動き始める。
私がやっているのは、その状態を邪魔しないこと。
そして、戻り始めた反応が自然に広がっていくように関わることです。
感じられなかった人が感じ始めるとき
今回、とても象徴的だった出来事があります。
前回の施術では、ほとんど何も感じなかったという方がいました。
氣も分からないし、身体の変化も分からないし、正直、よく分からなかったという感想の方です。
ところが今回、その方は明確に変化を感じていました。
氣の動きが分かるようになり、身体の反応が分かるようになり。
施術の最中に、自分の中で起きていることを言葉にできるようになっていました。
これは、能力が突然開花したわけではありません。
止めてきた感覚が、少しずつ戻ってきただけです。
氣を感じる力というのは特別な人だけのものではありません。
多くの場合、生きるために感じないようにしてきただけです。
感覚が戻るとエネルギーは勝手に動き出す

施術中、エネルギーが明確に上がっていく反応を示し、クンダリーニが上昇する方もいました。
ここで誤解してほしくないのは、クンダリーニを上げることが目的ではないという点です。
何かを上げようとした瞬間に、人はまた力んでしまいます。
ただ、感覚が解放されていくと、身体は本来の流れを思い出します。
その結果として、エネルギーが上に抜けていく反応が現れることがあるんです。
今回の2日間は、このプロセスがとても分かりやすく出ていました。
理由のない涙が出るとき
もう一つ、強く印象に残っている場面があります。
施術の途中で、子供のように泣きじゃくる方がいました。
悲しい出来事を思い出したわけではありません。
説明できる理由も、特にありません。
身体が先に反応して、後から頭が追いつこうとしている状態です。
こういう時、無理に言語化しようとすると、身体はまた閉じてしまいます。
だから私は、ただ反応が終わるまで待ちます。
泣くこと自体に意味があるのではなく、止めていた反応が安全に出ていけたことが大切です。
能力ではなく在り方が変わる

KSRの施術を受けた後、多くの人に起きるのは、分かりやすい劇的変化ではありません。
感じ方が変わったり、反応の速さが変わったり、人との距離感が変わったり。
この積み重ねが、現実の選び方を変えていきます。
今回の2日間でも、施術が終わった後の表情や声の質が明らかに違っている方が何人もいました。
施術をする側に回りたいという声
今回、想像以上に多かったのが、私のようにKSRの施術ができるようになりたいというリクエストでした。
受けて終わりではなく、人に関わる側に回りたい。
この感覚は、感覚が戻り始めた人に自然と生まれてくるものでもあります。
その声を受けて、4月か5月に講座を行う可能性があります。
まだ確定ではありませんが、必要な方に、必要な形で届けられるよう準備を進めていきます。
巣鴨の2日間を通して

巣鴨での2日間を通して、改めて確信したことがあります。
人は、変わろうとしなくてもいい。
ただ、感じられる状態に戻ればいい。
感覚が戻ると、人生は自然に動き始めます。
この2日間で起きた変化は、その入口が確かに開いていく瞬間でした。
来てくださった皆さん、本当にありがとうございました!